2018年後半から、国内のみならず海外のブリュワリーのヘイジーIPAも手に入りやすくなってきましたね。そんな中、ラベルがカッコ良いビールをチョイスしました。
外観は、濁りが強くて淡い黄色のビール。ヘッドは少々立つ程度で。泡はキメ細かいです。
香りは、シトラス系の香りが支配的で、グレープフルーツやオレンジのような香りが感じられます。また、モルトの甘い香りと、何となくハチミツを思わせるような甘い香りも。松やにや、干し草的なドライホップの香りはカナリ控えめで、少々感じられる程度です。
飲んでみると、モルティで分厚いボディに、ガッツリとしたビタネス。ビタネスがかなり強いです。ニューイングランドというよりかは、西海岸系のヘイジーIPAだと思います。ビタネスは、グレープフルーツのピールを思わせるガッツリ苦いビール。ホップキャラクタが強烈で、スパイシーな味わいも感じられます。でも、ただ苦いだけではなく、ビタネスと甘みとのバランスが絶妙です。ビールが喉を流れた後には、ビタネスが永遠に続くかと思えるくらい、口の中にビタネスが残ります。
甘さとビタネスの両方が一度に味わえる欲張りで、凄く美味しいIPAです。
IBUは35、アルコール度数は6.5%と、酔いたいホップヘッドにちょうど良いスペックです。また、使用したホップもラベルに書いてあります。使用ホップは、シトラ、モザイク、アマリロ、ギャラクシーです。入手し難いモザイク、ギャラクシーを使っているところが何となくですが、強調されています。
甘みが強いヘイジーIPAも飲みたいのですが、中々出会えません。以前、飲んだ、アーティザナルのようなヤツも飲みたいなぁ。
ビタネス:4.0
モルティ:4.0
ドライ:2.0
酸味:1.0
スパイシー:3.5
炭酸:2.0
盛土麦子