日本の夏は、やはり、熱中症防止のためにも甘味のあるSaisonも良いよね。
自家栽培のホップ“美山錦”を使っているとのこと。ビール造りだけでなく、ホップ栽培までやっちゃうんだねぇ。志賀高原ビール、さすがっ!
外観は、透明感があるゴールデン、同ブルワリーの “Indian Summer Saison”と比較すると明るいゴールデン。ビールの名前が“Blonde”だけに、凄く華やかな金色、美しい。ヘッドは最初きれいに立つが、長くは続かない。
香りは、志賀高原ビールらしくなく、あまり柑橘系は感じない。その代わりに、イースト由来と思われるエステルを感じる。このエステルが程よく、いい感じ。さらに、トーストのようなロースト感がある。
エステルのフルーティ感と、ロースト感との絶妙なバランスが心地よい。
飲んでみると、先ずは舌にまとわり付くヌルっと感が凄い、粘性が相当高いと思われる。独特な舌触りの後に甘味を強く感じる。その後に、レモンの香味を感じて、程よいビタネスが来る。
独特な舌触りはどのようにして出してるのだろうか?もしかしたら、ウイートを使って濃厚さを出してるのだろうか?その割には、濁ってないので、フィルターを掛けているのだろうか?いろいろと気になるビールだ。
“Indian Summer Saison”より、控え目な感じが、志賀高原ビールがいうところの“ Japanese Saison”というネーミングにしっくりくると思う。
ちなみに、志賀高原ビールの玉村本店のサイトで購入。382円也。
ウルケル田中