老舗の日本クラフトビール。
外観は、ブラウンっぽっさが少し入ったアンバー、気持ちオレンジっぽさもある。ヘッドはあまり立たない。にごりは少しある。
香りは、シトラスの後にオレンジを感じて、干し草の感じも、最後にホップによるものと思われるウッディな感じもある。
飲んでみると、まずは、どっしりとしたモルト感がある。最初に、ビタネスをあまり感じずに、レモンのフルーティな香味を感じ、次に、後追いで、ビタネスが来る。最後に、ビタネスと干し草の香味とが口の中に残る。
“Rising Sun”というネーミングから目の覚めるような切れ味が強いものを想像していたが、正反対なベクトルを持つビールと感じた。なんとなく、物凄く静かな朝日を想像する感じ。ヤンチャなホップゴッツリなヤツでは無かったです。感想としては、凄く瑞々しいビールという感じ、ウッディなホップの香りと、少々華やかなアロマホップの香りとを感じたことから、ウッディな香りが夜明け直前の暗い空でアロマホップが太陽をイメージしているのかな?これが、“Rising Sun”の所以なのかなとか勝手に想像。
ウルケル田中