日本語でいったら、“せーのドンエール”?
外観は、オレンジが入ったアンバ―系。濁りが有り、見た目は、IPAといった感じ。カテゴリは、セッションIPAで良いのかな。
香りは、強烈なオレンジを思わせる香り。
飲んでみると、すっきりとしたオレンジ系の香味を味わった後に、ビタネスが後追いでやってくる。おそらく、イーストのエステルっぽい香りだと思うけど、これが鼻に抜けると、さらに複雑な香味を醸してくれる。意外にも、炭酸は、強めに感じた。ビールが口から喉に流れ込むと、口の中にオレンジ系のフルーティな香味とビタネスが残って、余韻が嬉しい。
セッションエールと音楽のセッションとを掛けたビールかな?ウルケル、実は音楽を少しかじっていたことがあるので、こんな名前のビール、好きです。でも、“シングルテイク セッションエール”ってなんかカッコが良すぎる気がする。ベアードの帝国IPAとかのネーミングって良いなぁと思うんだよね。
“セッション”という単語を入れたいのは分かるんで是非、ここに日本語を放り込んで欲しい。例えば、“シングルテイク セッション セノドンエール”なんてね。日本人で音楽が好きな人は、なんかシックリくるかも。
何時からだろうか、日本人が外来語を日本語に翻訳するのを止めて、外来語の読みをカタカナに置き換え始めたの。昔の日本人は、センスが面白いよね。誰が、シングルテイクという単語を、バンドみんなで「せーのドン」で録音するんで、セノドンにしようとか言ったのかねー?チャーとかなら、その辺のこと知ってるのかも?また、会ってみたい人が増えた気がする。
ウルケル田中