Heretic “Evil Twin”

邪悪な双子。レッドエールが血を連想させて、血の繋がりが双子を連想させる。でもって、邪悪。なんかロックな感じ。

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このビールの名前、感覚的には、AC/DCのアルバムのように、邦題を付けてあげたい(Sony Music的な)。

“Evil Twin”→(直訳)→邪悪な双子→(邦題に意訳)→双子兄弟船→(宣伝句を作成)→邪悪な兄(強烈なモルティ)と邪悪な弟(強烈なホップ)とが互いにいがみ合って、劇的にクールなビールができた。そのモルティとホップとのバランスは、血を分けた兄弟、否、同時に産まれた双子だからなせる業だ!そう、まるで、兄弟は、いつもいがみ合っているが、船では一蓮托生、大マグロを取らせたら日本一。青森では有名な○×双子兄弟みたいな。

さてさて、お味の方は。。。

外観は、ブラウンよりのレッド、ヘッドの立はきめ細かくてシッカリ目、持ちは通常程度。ビールの量が少なくなってライト越しにビールを見ると、綺麗なレッドが際立つ。

香りは、強烈なグレープフルーツ系の柑橘の香り、少々干し草感もある。そして、カラメルっぽい甘味も感じる。

飲んでみると、外観から想像されるようにモルティがしっかりして、カラメルのような甘味を感じる。喉に流し込もうとすると、強烈な柑橘系のビタネスを感じる。

アルコール度数7%と高めだが、美味しくてスルスルと行ける。ビールのネーミングと外観の割には、ドリンカビリティが高いと感じた。ビタネスが強烈なのだが、甘味とビタネスとのバランスが凄く良いので、スルスルと行けちゃう。

Evil Cousin”よりモルティで、より強烈なホップキャラクタを押し出したビール。“Evil Twin”も苦味を感じたが、“Evil Twin”は、IBU45で、“Evil Cousin”のIBU100より意外と抑え目、でもシッカリと苦味を感じる。自分の感覚を信じるか、IBUを信じるかは、自分次第。

ウルケル“ロック”田中



Heretic “Evil Twin”

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