ラベルの女子的にドッキとしてしまうほど、ホップキャラクタが楽しいエール
外観は、オレンジがかったアンバー、ヘッドは立つが、持ちは普通。泡はきめ細かい。
香りは、シトラスを強く、グレープフルーツも感じる柑橘系の香り。少しバニラっぽい甘い香りも。ホップの香りは、干し草や松ヤニを思わせるところまで強烈ではない。
飲んでみると、グレープフルーツを思わせる柑橘系のビタネス、ドライ系なボディに少しモルティさが有って甘味が程よい。ビタネスが結構強烈で、後味にもビタネスがシッカリ残る。オフフレーバーはほぼ感じず、モルティさも抑えられているので、純粋にホップのキャラクタを楽しむことができる。凄く美味しいエール。
余計な香りや味が無い分、フルーティさとビタネスがクリアーに口に広がって、程よく爽やかに消えていく。シッカリとビタネスがあるが、クリアに一直線な苦味で嫌な味ではないので、苦いビールが嫌いな女性にもお勧めできるエール。
ちなみに、アルコール度数は5%で、IBU35と、実際に飲むと、もう少し苦いんじゃないかと思える数値。ラベルのように、初夏~盛夏に良いかも。また、このラベル、一見すると、男性がパンツを脱いでいるようにも見える。そこに、女性の目線がバッチリ行っているようで、なかなかドキッとさせる絵だと思ってしまった。そして、このビールの味もドキっとするほど美味しいよ。ちなみに、初松茸とともに飲みました。
ウルケル田中