ラベルの可愛さを裏切る美味しいビール
ラベルの可愛い熊に似合わず、骨太なビタネス。そして、モルティさとビタネスとの絶妙なバランスを表すような虹色的に混ざり合ったマルチカラーのラベルがクールなビール。
外観は、ブラウン目のレッド。ヘッドは少々立つ程度。泡のキメは細かい。
香り、シトラスがメインで、少々グレープフルーツの香り。ホップキャラクターが冴えまくる香り。ただし、干し草や松やにを感じる程までには強烈ではない。そして、ハチミツっぽい甘い香り。
飲んでみると、ドライ目のボディなのに、ホップのビタネスがガッツリ。ビタネスの後にバラのような香りが口の中に華やかに広がる。カラメルのような甘い香味も隠し味的にする。
一口目はドライ?と思ったが、結構、甘味が後から感じる。口の中にカラメルっぽい甘味とビタネスとの絶妙なバランスが本当に素晴らしい。アルコール度数が4.6%とドリンカビリティが高いので、2杯目も行きたくなるビール。でもラベルとアルコール度数に安心して飲むと二日酔いまっしぐらな感じ。本当に美味しいビール。
ウルケル田中