Duvel Moortgat Brewery “Duvel”

超有名な悪魔のビール。

温度変化で敏感に香味が変化する、魔性のビール。

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外観は、綺麗なゴールデンで、濁りはなし。ヘッドは良く立ち、長持ちする。泡がきめ細かくて美味しそうに見える。

第1段階(温度は4度程度だろうか)

香りは、銅っぽい感じ、ハチミツらしい甘い香りも。

飲んでみると、ドライでライトなビールと思えた。バナナの香味は全くせず。

第2段階(冷蔵庫の野菜室から出して、10分程度経過。温度は10度程度だろうか)

第1段階と比較すると、香り香味ともに複雑さが劇的に変化。正直、温度が低すぎると普通のビールだけと、飲み頃の温度になると、物凄く美味しい魔性のビールに。。。

香り、バナナ香が俄然目立つ。ハチミツに加え、バニラの香りも。そして、コショウなどのスパイシーな香りも。銅っぽい感じの香りがホンノわずかにする程度となり、香りの複雑さを演出。

飲んでみると、凄くモルティでボディが分厚いコクのあるビールに!それでいて、それでいて、ビタネスがシッカリとしている。レモンらしい酸味とハチミツっぽい香味、そして、バナナの香味が力強い。

温度によって、こんなに味が変わるのかと。。。アルコール度数が8.5%と攻撃的な値で、ボディ分厚め、コクがあるのに、飲み口は意外とスッキリ。

セッションIPAなどのように、アルコール度数を抑え目にするとドリンカビリティが高いという言い回しがあるけど、このビールは、アルコール度数が高いのに、飲み口がアッサリなので、国語的な意味合いで(英語を直訳した意味合いで?)ドリンカビリティが超高いビール。

通常、ビールはぬるくなるとマズいって経験は沢山しているが、冷えててマズい、ぬるくなると美味くなるビールは初めてだ。

凄くお勧めなビールで、超有名なビールで飲んだことがある人は多いと思うけど、温度変化を楽しみながら飲むと、また違う一面が楽しめる。自宅飲みだからこそできる、こんな飲み方もお勧めです。

 

ウルケル田中



Duvel Moortgat Brewery “Duvel”

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