Y.MARKET BREWING “黄色い悪魔(Geel Duvel)”

名前からして、恐らくベルギーのデュベルをイメージしたビールだと思う。本家よりも、ドライで苦くて、そして、9.3%のアルコール度数を感じさせないハイドリンカビリティな危ないビール。




外観は、ゴールデン系で、少し濁りがある。泡はきめ細かくて綺麗です。

香りは、アロマホップによる柑橘を思わせる香り。後、ベルギービール的なクローブ香。一方であまり、バナナ香は感じない。

飲んでみると、9.3%という高アルコール度数なので、モルティなボディを感じながらも、ドライ感も強くて飲み口が意外にもスッキリなビール。また、ビタネスがシッカリとしていて、ホップヘッドなIPA好きにも納得のビタネス。シッカリとしたドライ感が、飲む口を重くすることなくスルッと飲めてしまう。

ウルケル的には、クローブ香が有りながら、シッカリとしたビタネスとアロマホップによる柑橘とを感じさせるところに、ベルギービールにアメリカンIAP要素を加えた欲張りなビールだと思いました。でも、バランスが良くて凄く美味しい、それでいて、スルスルと飲めてしまう。高アルコール、高ドリンカビリティ、それでいて、ホップキャラクターがシッカリという、複雑で楽しい、それでいて、凄く美味しいビールです。

ビタネス:2
モルティ:4
ドライ:2.5
酸味:2
スパイシー:3.5
炭酸:2

ウルケル田中


Y.MARKET BREWING “黄色い悪魔(Geel Duvel)”

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