志賀高原ビール(Shigakogen Beer) “New ENGI-LAND IPA”

志賀高原ビールが、ゆるぶるWheatKagami Biraki IPAに続き、本格的にNew England Style IPAを醸造した、2017年で最も注目されるIPA。でも、中々手に入らないようですね。という、私もやっと2本手に入れることができました。




外観は、濾していないリンゴジュースのような強力な濁りなゴールデン。今流行りの言い方をすると、ヘイジーなゴールデンというらしいです。

香りは、グレープフルーツの香りを第一印象に、オレンジピールの香りなども感じます。とにかく、居力な柑橘系の香りです。また、松やにや干し草の感じが強くてホップのアロマがカナリ攻撃的です。また、少しエステル感もあって、凄く華やかな香りです。キャラメル感もあります。ホップのアロマが凄いので、通常のIPAで香りに慣れているホップヘッドじゃないと、良い香りとは感じないのかなぁとか思います。

飲んでみると、どうしても比較していますが、Kagami Biraki IPAよりかは穏やかに苦いです。志賀高原ビールにしては、少々控え目なビタネスだと思います。でも、十分苦くて美味しいです。通常のNew England Style IPAよりも苦さを出すことで、志賀高原ビールのアイデンティティーを感じます。ボディは、これまた、志賀高原らしくなくコッテリで、モルティなボディです。モルトの甘味とビタネスとの組み合わせがディープな味わいを演出しています。そして、隠し味的に酸味が効いています。この酸味によるものなのか、モルティなボディの割には、アフターは意外とスッキリです。

このビールは、レギュラー商品になるのかは、今時点では分かりませんが、志賀高原ビールのバラエティに厚みを出してくれる有望な1本です。早く、New England Style IPAブームが終わって、もっと手軽に手に入るようになると嬉しいな。当然、通常のIPAも好きだけど、“New ENGI-LAND IPA”、美味しくて大好きです。New England Style IPAブームが終わっても、飲んでいたいと思わせる、スタイルに関係なく美味しいビールです。

ちなみに、今回のこのビールは、志賀高原ビールが2バッチ目に醸造したものです。1バッチ目が手元にあるので、近日中に1バッチ目と2バッチ目の飲み比べがしてみたいと思っています。

ビタネス:3.5
モルティ:2.5
ドライ:3.5
酸味:3.0
スパイシー:3.0
炭酸:2.5

ウルケル田中


 

志賀高原ビール(Shigakogen Beer) “New ENGI-LAND IPA”

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