New Glory Craft Brewery(ニュー・グローリー・クラフト・ブリュワリー) “WAKEY WAKEY Oatmeal Coffee Porter (ウェイキー・ウェイキー・オート・ミール・コーヒーポーター)”

Valiant brand coffee を使っていると書いて有ります。“Valiant”というコーヒー屋さんのコーヒーを使っているのでしょうか?今まで、飲んだコーヒーを用いたビールの中で、コーヒー豆の使用量が私史上最も多いと思われるビールです。



外観はしっかり黒いけど、ビールの上面が薄い黒になっていてポーターらしい見た目です。

香りは、コーヒーとバニラの香りが特徴的です。また、焙煎的香りも味わえます。コーヒーの香りとバニラの香りそして焙煎後の香りとが合わさることによってすごく複雑な香りを提供してくれます。

飲んでみると、最初に分厚いボディーが印象的。酸味もかなり効いています。コーヒーの苦味も効いていて、コーヒーらしい味わいです。バニラは香りでは強く感じるのですが、味的には、あまりバニラの感じはありません。バニラの味は、控えめな感じです(自分で書くのもなんですが、バニラの味ってなんだろう?)。ビタネスは、ほぼ感じません。焙煎的なビタネスが少々味わえる程度。コーヒーはかなり主張しています。コーヒーの香味がかなり強いので、感覚的には、炭酸入りのコーヒーを飲んでいるかと勘違いするほどコーヒー感が強いです。コーヒーの味は、今まで飲んだコーヒーを使ったビールの中で1番強いと思います。ちなみに、飲み続けていると、コーヒー感が薄まって酸味が主張してくるので、本当にサードウェーブコーヒーを飲んでいるような感じがします。

コーヒーと酸味、そして焙煎の香味とのバランスが絶妙でものすごく美味しいコーヒーポーターです。オートミールを使っているせいか、ボディーもバッチリ重いです。でも、酸味が効いているので、ボディーが分厚いにも関わらず、意外にも後口がスッキリ。後口では最初にコーヒーの香味が消えて、酸味が口の中に長く残り複雑な味わいです。

アルコール度数6.5%は、ボディーの重さから納得です。ボディー感、そして、コーヒー、バニラの香味が凄く複雑で、かなり満足して飲める美味しいビールです。

ビタネス:2.0
モルティ:3.5
ドライ:2.5
酸味 :3.5
スパイシー:2.5
炭酸:3.0

盛土麦子


New Glory Craft Brewery(ニュー・グローリー・クラフト・ブリュワリー) “WAKEY WAKEY Oatmeal Coffee Porter (ウェイキー・ウェイキー・オート・ミール・コーヒーポーター)”

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