2017年11月3日から自らが醸造したビールの提供を開始したブリュワリー。
セッションIPA シムコー・ホップ Ver.
セッションIPA ザーツ・ホップ Ver.
11月3日にビールを飲んできました。この日、サーブされていたのは、セッションIPA。ドライホッピングのホップの種類が異なる2つのいセッションIPAです。一つ目は、ドライホッピングにシムコーホップを使用したIPA、二つ目は、ドライホッピングにザーツホップを使用したIPAです。
外観は、濁りのあるゴールデンで、ヘッドは少々で、泡はキメ細かいです。濁りは、結構強くて、今流行りのヘイジーな感じです。
香り:
シムコーホップのものは、シトラス系の香りがシッカリしていて、凄く華やかなビールです。
ザーツホップのものは、凄く控えめな香りで、華やかさはないけど、スパイシーな香りが感じ取れます。
飲んでみると、両ビールともにモルティな味わいで、シッカリとビタネスが感じ取れます。外観と同様に、味わいもヘイジーな感じで、うまみ的なジューシーさが感じ取れます。後口でも、しっかりとビタネスが残ります。
両ビールともにビールの元となるものは同じなのに、シムコーホップでドライホッピングしたものが少しビタネスを強く感じられるところが不思議です。両ビールともに美味しいです。
ビタネス:3.5
モルティ:3.5
モルティ:2.0
酸味:2.0
スパイシー:2.0
炭酸:2.5
こちらのお店、金、土、日のみタップルームをオープンし、それ以外の日は、醸造に徹するという、Miyata Beerさんと同じ営業・醸造スタイルです。席は、カウンターが5席程度、3人掛けできそうなテーブルが1つです。テラス席が2つあって、今の時期には凄く気分の良い雰囲気です。ちなみに、テラス席でビールをいただきました。
ビールをオーダーすると、醸造長がビールを懇切丁寧に説明してくれます。丁寧すぎて、こちらが恐縮してしまいました。ドライホッピングのホップが違うビールが飲めるのは、マニアックだけど結構楽しいです。こういうのって、やはりブリューパブの魅力の一つですよね。是非、少量多品種のビールを継続的に提供してくれると嬉しいかも。そして、チャレンジングなビールも提供してくれると嬉しいです。
今後、醸造所の上のフロアのレストランでも、永代ブリューイングのビールを提供する予定だそうです。当然ですが、まだ、ビールの供給が間に合ってないそうで、レストランでビールが楽しめるのは先になりそうとのこと。これから、ガッツリと醸造をされるとのことです。安定的にビールが醸造されてからでも良いので、グラウラーでビールを持ち帰れたら嬉しいかも。
ビールの感じといい、提供の仕方、醸造設備などが、何となくホームブリュワー的要素があって、凄くチャレンジングなビールを提供してくれそうな期待感があります。今後も楽しみです。
ウルケル田中