最近、日本でも人気が高いサンディエゴのブリュワリー。「ホッピー・ダーク・アンバー」の名前の通り、かなり特徴的なアンバーエールです。
外観は、濁りが強いアンバー、ヘッドは少々立つ程度で、泡はキメ細かいです。濁りが強いので、最近流行りのヘイジー的な外観。
香りは、ガッツリとしたホップのアロマが印象的で、シトラスの香りが強いです。正直、「コレってアンバーエールの香りというよりIPAじゃない?」といった感じ。また、通常のアンバーエール的に、キャラメルを思わせる甘いモルトの香りも有ります。エステル香も少しあって華やかです。
飲んでみると、ボディは、モルティ感が強くて甘味がしっかりと感じ取れます。通常のアンバーエールと違って、ビタネスも強烈です。というか、ほぼIPAと同じようなビタネスです。そして、外観のヘイジーな見た目からも想像できるように、凄くジューシーな味わいも感じ取れます。ジューシーでモルティなんだけど、わずかに感じ取れる酸味によるものか分かりませんが、後口は意外にもスッキリです。
香味が通常のアンバーエールと異なるので、凄く驚かされましたが、本当に美味しいビールです。85という高いIBU値が示す通り、かなりビタネスは強烈です。アルコール度数6.8%も、その厚みのあるボディから納得の数値です。
使用ホップは、ネルソンソービン、シムコー、モザイク。最近人気の高いホップのオンパレードです。
ビタネス:3.5
モルティ:3.5
ドライ:2.0
酸味:3.0
スパイシー:2.0
炭酸:2.5
盛土麦子