Berryessa Brewing Company(ベリッサ・ブリューイング・カンパニー) “Double Tap IPA (ダブル・タップIPA)”

初めて飲むブリュワリーのビール。あまり期待しないで飲んだんだけど、結構美味しい。




外観は、オレンジがかったゴールデン、少し濁りがあります。ヘッドはあまり立たず、泡はキメ細かいです。

香りは、シトラスの香り。松やにや、干し草の香りもバッチリ。ホップのアロマがバッチリです。また、オレンジの香り、ハチミツを思わせる甘い香りも感じ取れます。

飲んでみると、ドライ目なボディにガッツリとしたビタネスが支配的で、酸味とスパイシーさも感じ取れます。典型的な西海岸IPAです。飲んだ時の口の中で感じ取れるビタネスは強烈なんだけど、後口でフワっとビタネスを感じさせた後に直ぐに消えてしまいます。意外なほどビタネスが消えてしまう不思議なビール。後口は、IPAだけどスッキリです。少し酸味も有って、何となくオレンジっぽさを感じます。ビールの旨味と水とが混然一体となっていて凄く美味しいビールです。ビールが喉を流れるときに鼻に抜ける松やにや干し草っぽいドライホップによる香りが強烈で、ホップヘッド納得の香りです。

ドライなボディで飲みやすいけど、アルコール度数は8.5%と高めです。でも、ドライなので飲みやすくてスルスルと行けちゃいます。ドリカビリティが高い危ないビールです。

このアメリカのブルワリー、私は、初めて飲みました。日本では見たことないけど有名なのでしょうか?聞いたこともないブルワリーでさえ、ビールの旨味と水との混然一体な味わいが抜群です。このようなビールを飲むと、アメリカと日本のブルワリーのレベルの違いがあからさまに感じ取れます。このレベルのビールを醸造できるブルワリーって、日本にどれ位あるんだろう?とか思ってしまいます。日本のブルワリー、もっと頑張って美味しいものを提供していただけると嬉しいです。折角盛り上がっているクラフトビールブームが、地ビールのときと同様に消えたら大変です!!

ビタネス:4.0
モルティ:2.0
ドライ:4.0
酸味:3.0
スパイシー:3.5
炭酸:2.5

盛土麦子


Berryessa Brewing Company(ベリッサ・ブリューイング・カンパニー) “Double Tap IPA (ダブル・タップIPA)”

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