「山伏 壱」の飲み比べ。通常版と限定版です。
志賀高原の美味しいベルギーインスパイアビール。こちらのビールは、3年以上の木樽熟成を行った後、20ヶ月以上の瓶熟成をしたそうです。正直、このビールは、リリースされたばかりの通常のワインより年月を経ています。このビール、ウイスキーやワインと同じように、時の経過を楽しむもののようです。ということで、通常版との飲み比べをしました。ちなみに、このビール、175本のみのリリースとカナリ貴重なものです。手に入れることができて本当幸せです。
左が限定版で、右が通常版です。
外観は、透明なブロンド。通常版よりも透明感が強いです。限定版の方が熟成期間が長いのですが、濁りは樽熟成を行っていない通常版の方が強かったです。ヘッドは、シッカリと立ちますが、通常版の方がよりシッカリ。
香りは、気の樽の香りが強烈。あまり、バナナ香は感じず。
飲んでみると、木の樽の香味が強烈で、なかなかのオリジナリティです。3年以上樽で熟成したからこそのこの香味なんでしょうね。贅沢です。ボディは志賀高原らしくドライです。樽の香味が強力な割には、クドくなく、スッキリと飲めます。ビタネスは、カナリ控えめですが、わずかに感じ取れます。なんとなくですが、後口が、ブリュットなシードルな感じ。
志賀高原ビールが作る木の樽が香るIPAってどんななんだろうとか想像しちゃいました。作ってくれませんかね。 鏡開きIPAよりも、もっと分かりやすく木の樽の香味が強いと嬉しいかも。
ビタネス:2.0
モルティ:1.5
ドライ:3.5
酸味:2.5
スパイシー:4.0(木の樽の香味はスパイシーとしました)
炭酸:3.0
盛土麦子