サンフランシスコの思い出のブリュワリーの特別なビール。2017年に記念醸造されたサワービールで、ピノノーワルワインを熟成していた樽を使って熟成されています。こちらのブルワリー、お店自体もオシャレでしたが、このビールのラベルもオシャレな感じしません?
外観は、濃い目のアンバー。ヘッドは少々立つ程度で、泡はキメ細かいです。
香りは、モルトの甘い香り。何となく、昆布を使った出汁のような香りも。外観の割に焙煎香は、あまり感じません。樽の香りは、控え目な主張です。
飲んでみると、酸味がガッツリ効いています。モルティで厚みのあるボディに酸味が良く合います。酸味がシッカリと口に残り、余韻が楽しいです。樽の香味はあまり感じず、純粋にサワーが楽しめるビール。酸味と色合いから、ビールでは無くて、ピノノーワルを使った赤ワインを飲んでいるような錯覚に陥ります。美味しいビールです。
サワービールを重点的に醸造する日本のブリュワリなんかができたら嬉しいんですけどね。
ビタネス:1.0
モルティ:3.5
ドライ:2.0
酸味:4.0
スパイシー:2.0
炭酸:2.0
ウルケル田中