里武士(LIBUSHI) “ Saison dela Maison(セゾン・デラ・メゾン)”

ビアバーでは良く見かけますが、酒屋さんではあまり見かけないAJB(里武士)です。美味しいブリュワリーなので、もっと飲みたいのですが。。。




こちらのビールは、タンクなどのビールの醸造設備や、モルトなどの原材料を扱う会社BETとのコラボビールだそうです。何となく、コラボとは言うものの、卸問屋さん(BET)と加工業者(AJB)との関係って、コラボと言えるのか「?」と思いましたが、普通に売るより、ストーリができるからコラボなんですかね。まぁ、ビール自体が美味しければ問題ナシです。ちなみに、AJBはBETの設備を使ってるのかしら?

原材料は、ドイツのモルトに、フランスのホップ(珍しい!)、そして、アメリカの酵母を使っているそうです。もちろん、水は、野沢温泉の美味しい水ですよね。

外観は、赤色っぽさが入った黒色。シッカリと濃い色のビールなので、泡も灰色です。ヘッドは、結構強烈に立つ感じで、ベルギー系ビールらしく、ビール自体に蓋をする役目を果たしてくれます。

香りは、ベリー系の酸味を感じさせる香り。アレ?サワービール何だっけと思ってしまいました。ベルギー系らしく、クローブ香も感じられます。そして、セゾンらしく、スパイシーな香りも。

飲んでみると、シッカリ目のビタネスが印象的。ドライなボディながら、モルト系の香りも感じられます。そして、当然、スパイシーな香味もしっかりと味わえます。セゾンビールらしく、軽やかにグビグビと飲めてしまいます。ビールが喉を流れるときに、シッカリと焙煎香が感じられます。香りで酸味を感じる割には、凄く控えめですが、酸味も少し感じられます。

ドライ目なボディで、ボディでは厚みというか奥行きのようなものが無いビールなのですが、味、香味で、物凄く多様な味わいが味わえます。凄く複雑で美味しいビールです。AJB、アングロサクソンジャパンブリュワリーというブリュワリの名前らしく、多様性に富んだビールです。美味しいです。

ビタネス:3.5
モルティ:2.0
ドライ:3.5
酸味:3.5
スパイシー:3.5
炭酸:3.0

盛土麦子


里武士(LIBUSHI) “ Saison dela Maison(セゾン・デラ・メゾン)”

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