最近、力が入っている山伏シリーズの限定版。2017年と2019年発売のものが手に入ったので、飲み比べてみました。2017年版の古い方がベリーのフレッシュ感が強いという意外な味わい。でも、どちらも美味しいですよ。2017年版の感想はこんな感じ。ちなみに2019年版は1119本限定醸造。
左が2017年、右が2019年
2019年
2017年
2019年
2017年
外観は、2017年版、2019年版ともに、ロゼワインのような外観。両方とも、少し濁りがあって、泡はキメ細かい。泡の色がピンクで可愛らしいです。ヘッドはあまり立たず。2019年版の方が色合い濃いかな。
香りは、ベリー系の香り。2019年版は、何となくですが、少しだけ樽の香りが感じられます。2017年版は2019年版より古いんですが、ベリーの香りがフレッシュです。
飲んでみると、味には2017年版、2019年版の違いが感じ取れませんでした。両方とも、ベリーの香りとともに、酸味が感じられます。ボディはドライで甘みは控えめです。意外ですが、控えめながらも、ビタネスが感じられます(以前飲んだ時には感じなかったのですが。。。私の舌が成長したのかしら?)。鼻に抜ける香りは、やはり、2019年版が樽っぽい香りでオリジナリティを醸し出します。2017年版は、2019年版より古いのにベリーのフレッシュな香りが心地よいです。
両方とも、美味しいです。何となくですが、料理とのマッチングを考えると、2017年版が食前酒、2019年版が肉料理とともに食中酒に良いのではないかと思えます。
2017年版、2019年版両方とも、
ビタネス:2.5
モルティ:2.0
ドライ:3.5
酸味:3.5
スパイシー:2.0
炭酸:2.5
な感じ。
盛土麦子