志賀高原ビール(Shigakogen Beer) “Imperial Coffee Porter (インペリアル・コーヒー・ポーター:強黒黒)”

田舎に住んでいるので、都心のビールイベントにはナカナカ参加できない身分。各種イベントでは、コーヒーを使ったビールは、最近良く聞くけど、タップからということが多い気がする。珍しいビールを瓶で買えるのは正直嬉しい。田舎モンなんで。




ちなみに、何を隠そう(隠しているつもりはないが。。。)志賀高原ビールファンのオレは、缶で志賀高原ビールを飲めると嬉しいのである(購入後の持ち運びが楽なんで)。最近、志賀高原ビールの直販サイトの運送料も値上げしていたけど、缶の方が瓶よりか軽くて運送料が安くなるなんてことは無いのだろうか?志賀高原ビールが缶ビールをリリースすることを少し期待してしまう。

また聞き程度の知識だが、クラフトビール大国の米国は、最近、瓶より缶の方が主流のようだ。

外観は、淡めの黒、感覚的には、スタウトではなく、このビールの名前のとおりポーターといった感覚だ。ヘッドは立たずで、泡はキメ細かい。

香りは、コーヒーの香りがバッチリ。そして、焙煎香も感じる。ホップの香りはあまりしない。何となくだが、甘い香りがする。

飲んでみると、モルティで甘さを感じる(ブリュワリーのサイトによると、「クリーンでドライ」らしいが、感じ方は人それぞれ。それがユーザの特権だと思う。)。志賀高原ビールにしては、厚みのあるボディと感じた。第1印象は甘さだ。甘さが口の中で落ち着くと、コーヒーの味が楽しめて、焙煎の苦みが味わえる。そして、その後に、ホップの苦みが加わる。

最初の甘さを感じた後に時間差でくる苦みは、カナリ強烈だ。ビールが喉を流れた後に鼻に抜けるコーヒーの香りは、強烈なインパクトを与えてくれる。そして、コーヒーの香りのアフターは、直ぐに消えることなく、驚くほど続く。口の中に残る苦みとコーヒーの香りが、それぞれが良い役目を果たしている。モルティな甘さとコーヒーの香味とが合わさって、まさに、コーヒーを飲んでいる錯覚に陥る。でも、油断は禁物だ。凄く飲み易くて、アルコールを感じないで飲めるのだが、意外にもアルコール度数は8%と高い。ドリンカブルなビールは、リスクがあることをわきまえて飲まなければ、危険と隣り合わせな存在になることを忘れるべきではない。

今まで、飲んだコーヒービールの中では、トップ級に美味しい。記憶を辿ってみると、このビールに匹敵又は超えるビールは、ハーヴェスト・ムーン×宮澤商店×ARISE COFFEE ROASTERSのコラボによるコーヒー・ウイートじゃないだろうか。コーヒーにウイートという組み合わせも斬新だったが、コーヒー豆の種類ごとに醸造したものを飲めたのも楽しかった。

志賀高原ビールにも、是非コーヒー豆の種類違いのビールをリリースしてもらいたいかな。流通の関係で困難だろうけど、醸造で使ったコーヒー豆のカップ一杯分がビールと一緒に買えたら、それは楽しいだろうな。

ちなみに、記憶の中では、ハーヴェスト・ムーン×宮澤商店×ARISE COFFEE ROASTERSによるコラボビールは、第1弾のコーヒーウイートが今でも一番輝いている。

ビタネス:4.0
モルティ:3.5
ドライ:2.0
酸味:2.0
スパイシー:2.0
炭酸:2.0

ウルケル田中



 志賀高原ビール(Shigakogen Beer) “Imperial Coffee Porter (インペリアル・コーヒー・ポーター:強黒黒)”

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