Brew Dog(ブリュードッグ) “Quench Quake (クエンチ・クエイク:抑振)”

グレープフルーツとタンジェリン(オレンジ)を使ったサワービール。ラベルの見た目も、グレープフルーツとオレンジを思わせる感じ。最近、ブリュードッグのビールは、缶が多いと思う。久々に瓶のものを入手した。

イギリスの醸造所がサワービールを作るイメージは無いけど、ブリュードッグは、ヤッパリ作るんだな。言わずと知れた、カッティングエッジなブリュワリーだ。




外観は、透明なゴールデン。ヘッドは少しだけ立つ程度で、泡はキメ細かい。

香りは、レモンを思わせるような柑橘の香り。グレープフルーツ、オレンジよりかは、レモンを思わせる香りだ。

飲んでみると、ドライなボディに強烈な酸味。舌に刺すような感覚をカナリ強めに感じる程度に強烈な攻撃的な酸味だ。乳酸系の酸味ととみに、柑橘系の酸味も感じられる。口の中で酸味が落ち着いた後、昆布のような旨味を感じさせる味わいが口の中に広がる。あまり味わったことがないタイプのサワーエールだけど、美味しい。苦みは感じない。

アルコール度数が4.6%と低く、苦みがなく、酸味が強いことから、ビールが苦手な人でも飲めるな。ウエストコースト系IPAって、古くからのビールのイメージを強化したような飲み物だけど、ヘイジーIPAとか、サワービールは、古くからのビールのイメージを覆すような飲み物だ。今までビールが好きでは無かった人とかには、サワービールって良い選択肢なんじゃないだろうか?特に、ワイン好きの人には、是非お勧めしたいビールカテゴリがサワービールだ。サワービールは、作り立てのものを飲むこともあるけど、樽熟成するものも多い。その辺も、ワイン好きへのアピールポイントになるのかなと思う。是非、ヘイジーIPAとか、サワービールによって、クラフトビール好きが増えて、「とりあえずビール」という概念が変化していくことを期待したいな。

ビタネス:1.0
モルティ:1.0
ドライ:4.0
酸味:4.0
スパイシー:1.0
炭酸:2.5

ウルケル田中



Brew Dog(ブリュードッグ) “Quench Quake (クエンチ・クエイク:抑振)”

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