お洒落なファントムブリュワリーによるドイツスタイルであるゴーゼ。このスタイルは、塩を使ったスタイルだ。Levaduraは、このゴーゼスタイルに、南米らしい原材料、ライム、アガベシロップを加えたオリジナリティ溢れるビールだ。
外観は、濁りのあるゴールデン。ホワイトビールのような外観、又は、淡い色をしたレモネードのような感じ。ヘッドはシッカリしていて、泡はキメ細かい。
香りは、レモンの香り。ハチミツを思わせる甘い香りもチラリとする。
飲んでみると、酸味がガッツリ。ドライなボディにビタネスは全く感じず、兎に角酸味だ。炭酸が強くて、後口はスッキリ。塩が入っているからか、後口で甘さが感じられる。ドライなボディなんだけど、甘さを感じる不思議な味わい。後口で、酸味から甘味に味わいが変化していく感覚は、他のビールでは味わえないオリジナリティだ。甘さを感じるが、炭酸が強いからか、甘さが後口で残ることなくスルっと消えていく。爽やかな味わいと、4.6%と低めなアルコール度数は、夏に楽しむのに最高で相性抜群なファクターだ。
ビタネス:0.5
モルティ:2.0
ドライ:4.0
酸味:3.5
スパイシー:1.0
炭酸:4.0
ウルケル田中