Burley Oak Brewing Company(バーリー・オーク・ブリューイング・カンパニー) “Canned Heat (カンド・ヒート:缶に刻んだ熱い思いよ、消されるな)”

バーリーオーク、最近人気の東海岸のメリーランド州にあるブリュワリーだ。東海岸には行ったことが無いけど、西海岸とは違った尖り方をしているイメージ。その中でも、バーリーオークは、同じくメリーランド州にあるとStillWater Artisanalと同様に、洗練された感じで、西海岸らしさとは全く反対のアプローチを取るブリュワリーだ(個人的感想です)。




外観は、霞がかった黄色、バッチリよろしく、ヘイジーな外観。泡はキメ細かい。ヘッドは、あまり立たず。

香りは、ホップの香りが超印象的。柑橘の香りが強烈だが、グレープフルーツではなく、オレンジの香りが強烈だ。オレンジの香りによるのか、どことなく、酸味を感じさせる。

飲んでみると、モルティで甘めな味わいが一口目のイメージ。後口で、ビタネスがガッツリと味わえる。ガツンとアルコールを感じさせて、重めのボディで、重厚なビールだが、美味しいからスルスルと飲めてしまう。モルティな甘さとビタネスが後口でも楽しめる。アルコール度数8%で、シッカリとアルコールを感じさせながらも美味しくて飲み易いビールだ。

「ドリンカビリティ」、ビールを飲んでいると、良く聞く言葉だ。このビール“Canned Heat”は、アルコールをシッカリと感じさせて、数値そのもののアルコールを感じさせ、重めのボディ。巷で扱われる「ドリンカビリティ」の定義とは少し印象が異なっているのが“Canned Heat”の特徴だ。それでは、“Canned Heat”は、「ドリンカビリティ」が高くないのか?答えは「否」だ。“Canned Heat”は、個人的に、「ドリンカビリティ」が高いとしか形容しがたいビールだ。結局のところ、美味しいビールには、「ドリンカビリティ」が高くないという枕詞を付けることに抵抗を感じてしまう。感覚を言語化することの障壁は、やはり高いということだろう。

ビタネス: 3.5
モルティ:2.5
ドライ:3.5
酸味:2.0
スパイシー:2.0
炭酸:2.0

ウルケル田中


Burley Oak Brewing Company(バーリー・オーク・ブリューイング・カンパニー) “Canned Heat (カンド・ヒート:缶に刻んだ熱い思いよ、消されるな)”

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