バーリーオークのフルーツサワーエール。ここのビールは、まぁ、外れが無い。劣化が全くない状態で、現地で飲んでみたいブリュワリーの一つだ。
外観は、濁りが少々。淡い紫色。カベルネ・ソーベニヨンのワインと比較すると、当然に濃い色ではない。ガス圧超高めで、缶を空けると噴出すほど。ヘッドはシッカリと立ち、泡はキメ細かい。ヘッドの色も純粋な白ではなく、紫色を含む。
香りは、兎にも角にも当然だがブドウの香り。少し湿り気を感じさせる香りもする。
飲んでみると、酸味が超強烈。第一印象はザ・酸味だ。酸味の後には、甘みも感じられて、味の奥行が見えてくる。甘みがあるのだが、酸味がシッカリとしいて、ガスも強いので、後口は凄くスッキリ。ガスは結構強烈で、舌にピリピリと刺激が強く感じられる。ガスの強さと酸味という強力なキャラクタが複雑に相まって美味しい。
アルコール度数は5%だが、あまりアルコール感を感じないで、ジュースのように飲めてしまう。
ビタネス: 0.5
モルティ:3.0
ドライ:3.5
酸味:4.0
スパイシー:0.5
炭酸:4.5
ウルケル田中