超有名ビール批評サイトratebeerで100点を叩き出した伝説的なインペリアルスタウト。このビールの影響により、ミッケラーは今の地位を築いたといっても過言ではない記念碑的ビールだ。
今更ながらだが、久々に飲んでみたので、記憶に残すことにした。正直、このビールは、何回飲んだかを覚えていないほど超有名なビールだ。
外観は、濃い黒で、漆黒。ヘッドは立たず。泡はキメ細かく、泡の色は白ではなく、ブラウンがかっている。
香りは、焙煎香をメインとして、キャラメルの香り。何となく、カツオ節を効かせたダシの香り。
飲んでみると、13%という数値で表されるアルコール度数を感じさせないドライなボディ。かすかに甘さを感じる。ビタネスはシッカリと感じられる。後口でも、ビタネスが長く感じられる。ビールが喉を流れるときに感じる香りは、焙煎香とウイスキーを思わせる香りが感じられる。
アルコール度数は、13%と高いのだが、凄く飲み易く、超高ドリンカブルなビールだ。ビールが口の中と、喉を流れているときには、アルコール感が無いのだが、胃にビールが到着すると、これが摩訶不思議、胃の中が突然熱くなって、高アルコール度数のビールを飲んでいることを思い出させてくれる。舌、鼻だけでなく、体のなかでも、インペリアルスタウトを表現してくれる。今となっては、オーソドックスな香味だが、間違いなく美味しいビールだ。
他のブリュワリーがミッケラーを追随したのだと思うが、一時期インペリアルスタウトが沢山売り出されていたなぁ。2019年現在では、インペリアルスタウトは大分落ち着いたのでは?というか、今は、ヘイジーや、サワーなんかが、流行りか。2019年8月時点では、postヘイジーなビールも日本で買えることも記憶に留めておこう。
ビタネス: 4.0
モルティ:2.0
ドライ:4.0
酸味:0.5
スパイシー:2.5
炭酸:1.5
ウルケル田中