志賀高原ビールの15周年IPA。15周年ビールではなく、15周年IPAと敢えて言いたくさせてくれる骨太なイメージが志賀高原ビールにはある。
外観は、オレンジがかったゴールデン。ヘッドは少々立つ程度で、泡はキメ細かい。
香りは、グレープフルーツ、オレンジをメインとする柑橘の香りが印象的。干し草や松やにの香りも感じ、一切皆苦の名に恥じない、ホップのキャラクターが炸裂。そして、ハチミツを思わせる甘い香りも。
飲んでみると、ドライな部類に入ると思うが、志賀高原ビールにしては、珍しくモルティな味わい。ビタネスはバッチリと効いていて、一口目に少し甘味を感じた後に、後追いでビタネスが味わえる。ビールを喉に流し込んだ後、そして、後口にも、ビタネスが口の中に残る。ビールが喉に流れるときの鼻に抜ける柑橘系の香りが心地よい。
アルコール度数が6.5%とシッカリとした値だが、スルスルと飲めてしまう。美味しい。
ビタネス: 3.5
モルティ:3.5
ドライ:3.0
酸味:1.0
スパイシー:3.0
炭酸:2.0
ウルケル田中