Modern Times Beer(モダン・タイムズ・ビール) “Fruit Lands Rose Edition (フルーツ・ランド・ロゼ・エディション:フルーティーなロゼで豪華に行こう)”

大好きなブリュワリーの一つであるモダンタイムズが7~8月に期間限定で醸造するビール。スタイルは、サワーゴーセだ。サワーは酸味のあるビールスタイルで、ゴーセは主に塩を使うビールとされる(フルーツを使うことも多いのだが)。このビールには、サクランボ、ラズベリー、クランベリー、レモンが加えられている。材料だけで、酸味を感じさせ、唾液の分泌が止まらない。

このブリュワリーのビールに外れナシが、自分の考えだ。ビールを買いに行って、棚から、どのビールを選ぶべきか迷ったら、このブリュワリーを選べばよいと思うほど、信頼している。ブリュワリーだ。自分的には、アメリカの志賀高原ビール的位置づけだ。




外観は、綺麗なピンク。少し濁りがある。ビールの上面近くは透明で、グラス底方向に中心に近いほど、濁りが見て取れる。ヘッドは立たずで、泡はキメ細かい。泡も少しピンク色。美しいビールだ。

香りは、サクランボ、ベリー系の香り。そして、少しキャラメル的甘い香りも感じられる。

飲んでみると、ドライなボディにエッジが立ったフルーツ系の酸味が効いている。少しクリーム的香味が感じられるのが不思議だ。ビールが喉を流れるときに鼻に抜ける香りは、サクランボの香りが特徴的。後口は、スッキリしていて、口の中に酸味が残って心地よい。意外にもIBU(苦さの単位)が15もある(スーパードライのいIBU16とされている)。人の感覚は、色々なものから影響を受けるのだろう。このビールには苦さを感じない。間違いなく、100人中99人が、このビールには苦さを感じないはずだ。

意外にも、味わいに複雑さは無いが、素直に美味しい。ちなみに、ゴーセだが、塩気は感じなかった。アルコール度数は4.8%と、飲み応えの割にはシッカリとアルコールが有ると感じる。

美味しいビールだ。最近、日本でも人気の出てきた、ブリュットサワー。世の中には、美味しいサワービールが既に存在するが、日本の醸造所のゴーセのリリースも続くと思われる。これからの日本のサワービールの動向からは、視線を外すことができない。サワービールは、超注目のビールスタイルだ。

ビタネス:  2.0
モルティ:3.5
ドライ:2.0
酸味:3.5
スパイシー:1.5
炭酸:2.5

ウルケル田中



Modern Times Beer(モダン・タイムズ・ビール) “Fruit Lands Rose Edition (フルーツ・ランド・ロゼ・エディション:フルーティーなロゼで豪華に行こう)”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください