愛すべきブリュワリーであるモダンタイムズ。ハズレが無いと書いて、モダンタイムズと読めるんではなかろうか。
このビールは、2020年現在でも、最も人気のあるビールスタイルであるヘイジーIPA。一言で言うと、ジューシーで、ビタネスが効いたヘイジーIPAだ。
ちあなみに、私のビール仲間では、”迷ったら、モダンタイムズ”という合言葉がある。
外観は、乳白色感があるオレンジ。濁りがガッツリ。ヘッドは立たずで、泡はキメ細かい。
香りは、干し草、松やに感が印象的。柑橘は、後から感じられる。
飲んでみると、モルティなボデイに、ビタネスがしっかり。口触りが物凄くスムーズで、少しトロっとした感じも。ビールが喉に流れると、鼻に抜ける柑橘の香りが強烈。後口では、ビタネスが続き、その後に、甘さがジワジワと感じられる。
香り、味わいともに、バラエティ豊かなアクセントが効いている。アルコール度数は7%で重めなビール。複雑な味わいが、ビールの旨さを倍増させている。美味しい。
ビタネス: 3.5
モルティ:3.5
ドライ:2.0
酸味:1.0
スパイシー:1.0
炭酸:2.5
ウルケル田中