StillWater Artisanal(スティルウォーター・アーティザナル) “Gose Gone Wild (ゴーセ・ゴーン・ワイルド:野生で行くぜ)”

STILLWATER ARTISANAL、今最も日本で人気を獲得しつつあるアメリカのブリュワリーの一つと言えるだろう。このブログで最初にSTILLWATER ARTISANALが登場したのは、遡ること3年前の2017年のサンフランシスコで私が購入した、ヘイジーIPAのMAINSTREAM POP SONGだ。当時、ヘイジーIPAの存在が珍しく、特別な存在だった。さらに、麦子氏のコメントの多さからも分かるように、滅茶苦茶美味かったのを、この前のことのように覚えている。

さらっと、ホームページを確認したところ、STILLWATER ARTISANALの創設者Brian Strumke氏は、以前はDJだったそうで、異色の経歴だ。ビールの旨さに衝撃を受けたのと同時に、ビール缶のラベルが何てオシャレなんだと、以前思った記憶がある。オシャレな部分は、DJのキャリアに起因するところが多分に有るのだろう。

今回、久々に飲んだSTILLWATER ARTISANALのビールスタイルは、夏に良く飲まれるドイツの伝統的なビールであるゴーセ。王道と言えるビールスタイルでは無いのだが、飲んでみると、これまた美味しい。酸味が爽やかなので、夏であれば、間違いなくお勧めできるビールだ。



外観は、淡い黄色で、ほんの少しに濁りがある。ヘッドはあまり立たずで、泡はきめ細かいです。

香りは、パイナップルが支配的で、柑橘を思わせる香りも感じられる。そして、フローラル系の香りが特徴的だ。そして、キャラメルを思わせるモルトの香りも楽しい。

飲んでみると、酸味が第一印象で、少し塩っぱさも。ドライなボデイでビタネスは余り感じない。ビールが喉を流れた後に、鼻に抜けるフローラル系の香りも堪らない。後口で、舌が少しピリピリするようなスパイシーな感じもする。ガスは弱めだが、酸味の有るビールなので、後味がスッキリだ。

王道スタイルでは無いビールだが、クラフトビール好きなら、絶対一度は飲んでみるべき、美味しいビールだ。アルコール度数は4.3%と控えめで、何杯でも行けそう気がしてしまう。ドライホップを行っているそうだが、がっつりホップと行った感じでは無い。ホップヘッドであろうとも、クラフトビール好きは、間違いなく満足するビールであろう。

ビタネス:2.5
モルティ:2.0
ドライ:3.5
酸味:4.0
スパイシー:3.5
炭酸:2.0

ウルケル田中


 

StillWater Artisanal(スティルウォーター・アーティザナル) “Gose Gone Wild (ゴーセ・ゴーン・ワイルド:野生で行くぜ)”

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