醸造者のコメントによると、シトラとシムコーという大人気ホップの組み合わせを温存し続けて、やっとリリースしたビールだそうだ。コロナが無ければ、各ビアフェスで人気になるはずだったんだろうに。。。
このビールの名前の由来は、2つの大人気ホップを使ったことから、連続攻撃的な意味である「つるべ打ち」となったそうだ。ちなみに、私が購入できた瓶では、ラベルは貼られているのでは無く、瓶の首から下げられている形態だった。ラベルの違いだけで、なんとなく、レア感が増して感じるので不思議だ。
外観は、ゴールデン。少し濁りがあるが、ウエストコースト系ダブルIPA。ヘッドは立たずで、泡はきめ細かい。
香りは、パイナップル、そして、少しグレープフルーツが印象的。干し草や、松やにの香りも感じられる。
飲んでみると、モルティで、少々甘めのボディにビタネスがキリリと効いて、美味しい。ビールが喉を流れると、干し草や、松やにの香りが鼻に抜ける。後口でも、ビタネスがしっかり効いている。ビタネスの味わいは長ーく続き、ホップ好きには堪らない。ガスは控えめだ。
9%という高アルコールであるにも関わらず、スルスルと飲めてしまうビール。ビアフェスでこれを飲んだら、カナリ危険だっただろう。コロナのおかげで、家でこのビールを飲めたのは幸せだ。飲んだ後は、ベッドに直行するだけで良いという安心感からか、半ダース6本購入したにも関わらず、1日で6本全てを失ってしまった。旨すぎるビールだ。
ビタネス: 3.5
モルティ:3.5
ドライ:4.0
酸味:1.5
スパイシー:2.0
炭酸:2.5
ウルケル田中