志賀高原ビール (Shigakogen Beer) “無我霧中 Hazy WIPA(Indulging in fog: 一心不乱に没頭)”

志賀高原ビールが醸造する濁りのあるWIPA

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Y.MARKET BREWING (ワイマーケット・ブリューイング) “US GOSSIP (ユーエス・ゴシップ:人の噂も七十五日)”

Y.MARKET BREWINGのホームページによると、このビールは、アメリカで流行っているスタイルだそうだ。そのスタイルは、ホッピーラガー。ホップをふんだんに使ったビール。この前、飲んだWhat the HELLとは違い、中々分かりやすい味わいのビールである。

流行りのスタイルを見つけると、湧き上がるその興味に基づいて醸造を行うあたりが、Y.MARKET BREWINGらしい。探求心に富んで、チャレンジ精神が旺盛なところは、間違いなく、Y.MARKET BREWINGの良いところだと思う。それでいて、ビールが美味しいという最重要なファクターを外していないのが素晴らしい。

 

 
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Y.MARKET BREWING (ワイマーケット・ブリューイング) “What the HELL (ワット・ザ・ヘル:やっちまったなぁ)”

こちらの醸造所は、2018年に醸造施設を移設拡張したことで知られている。ビールの説明によると、このビールは、その醸造施設の視察のときに訪れた南ドイツはミュンヘンで飲んだ“ヘレス”にインスパイアされて醸造したそうだ。

ミュンヘンといえば、ヴァイツェンのイメージ。一度だけ、訪れたときがあるが、その時は、やはり、ヴァイツェンを勧められたイメージがあるが、ヘレスを飲んだ記憶はない。

ちなみに、自分のコンピュータで、日本語「みゅんへん」を入力して変換すると、「Munich」と変換されるんだな、始めて知った。便利っちゃー便利だ。

 
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Y.MARKET BREWING (ワイマーケット・ブリューイング) “パラダイス銀河 (Paradise Galaxy:光GENJIもASKAも悩みは同じ) ”

ネーミングが秀逸なY.MARKET BREWINGが届けてくれるビール。ダークサイドも見え隠れするネーミングに、ウイットに富んだ、後方斜め45度当たりから世間を俯瞰する醸造者の心意気を感じる。

このビールの材料として、ギャラクシー(銀河)ホップを使っているので、この名前なのだろうが、何故、パラダイス銀河なのかは不明だ。是非、現地のバーで、お店の人にネーミングの所以をコッソリと教えてもらおう。

パラダイス銀河は、80年代後半、90年代を青春時代として過ごした世代には、知らない人が居ない曲で、80年代後半に社会現象をも引き起こした、ローラースケートを履いたアイドルグループ「光GENJI」の最も売れた曲である。この時期は、ベストテンなんかの歌番組が健在で、良く歌番組を見ていたなぁ。この曲の作詞・作曲の担当は、かの有名な飛鳥涼である。「光GENJI」のあるメンバーも飛鳥涼も同じ問題で世間を騒がすなんて、彼らが人気絶頂の頃は、誰も想像できなかった。

ビール以外のことを書きたくなるほど、パラダイス銀河世代な自分だが、この世代は、クラフトビール好きが多い世代である。どのバーでも、このネーミングで盛り上がっているに違いない。

 
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Far Yeast Brewing(ファー・イースト・ブリューイング) “Saison (セゾン:四季の移ろい)”

Kaguaを醸造するFAR YEAST BREWINGは、日本では珍しくベルギースタイルに傾倒したビールを醸造し、お洒落なバーも渋谷で運営していることで有名だ。Kaguaシリーズは、ベルギーで醸造されており、彼らのコンセプトを最も体現するシリーズと言える。FAR YEAST BREWINGは、自身で日本においても醸造しているので、部分的にはファントムブリュワリーだ。最近のファントムブリュワリーは、実際に醸造したブリュワリーの名前を示すことが良くあるが、Kaguaシリーズでは、実際の醸造者は示されていない。

さて、Kaguaシリーズは産地を指定した柚子や、山椒などを使ったシリーズで、アルコール度数が高めだ。このあたりが、香りや飲み応えに影響を与えており、ユニークなビールの根源となっている。

クラフトビールでは、醸造者が前面に出てくることが多いが、FAR YEAST BREWINGには、そのようなことはなく、昨今の流行とは異なる方向性を示してくれる。

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Far Yeast Brewing(ファー・イースト・ブリューイング) “Saison (セゾン:四季の移ろい)”