たかが基本、されど基本。個性見出すのが難しいカテゴリだけど、このPale Aleにはキラリと光る個性を感じます。
外観は、オレンジが入ったアンバーで、濁りが有ります。ヘッドは少々立つ程度です。泡はキメ細かいです。
香りは、シトラス、あと、松やにっぽい香りも、控え目ながらもホップによるアロマがキラリと光ります。モルト系と思われるキャラメルやハチミツを思わせる香りが有ります。鉄っぽい香りも少しします。
飲んでみると、モルティなボディにシッカリとしたビタネス。結構苦いです。IPA系の苦味に匹敵すると言っても過言では無いと思う。ブラインドだと、間違いなくこのビールをIPAと言ってしまいそうです。でも、後味では、ビタネスが長く続かずに、早めにビタネスが消えるあたりがPale Aleらしいかしらとか思ってしまう。
他の箕面ビールみたいに、個性の主張が強いビールでは無いけど、美味しいです。香り、ビタネスともにホップがシッカリ効いていて、モルティ感も強いんだけど、意外に飲み口がスッキリしてます。
ビタネス:3.5
モルティ:3.5
ドライ:3
酸味:2
スパイシー:2.5
炭酸:2.5
盛土麦子