暑い日の定番。昼から飲んでも何となく健康的なイメージのビール。僅かながらにビタネスを感じる、満足ヴァイツェン。
外観は、濁りのある淡いゴールデン。ヴァイツェンだけど、少々淡目の色だともいます。ヘッドはあまり立たずで。泡はキメ細かい。
香りは、バナナとレモンの香り。そして、モルトの甘い香り。バナナ香は控えめだと思います。ちなみに、瓶を開けたときの温度は低すぎたようで、室温に近づくにつれて甘いバナナ香が目立ってきました。
飲んでみると、モルティなボディで甘さを感じます。甘さを感じた後に酸味も感じ取れます。酸味が甘味を抑えてくれるのか、後口は凄くスッキリです。大変美味しいです。ちなみに、少し後口でビタネスを感じます。このビタネスは、他のブルワリーのヴァイツェンには無い特徴かと思います。
ビタネスも少し有って、複雑な香味を提供してくれるヴァイツェンです。
バナナ香が少し控え目なので、ヴァイツェンが苦手な人も是非楽しんで欲しいビール。ヴァイツェンが苦手。でも、ヴァイツェンの爽やかさを味わいたい人には、タブー的ですが、シッカリ冷やしてバナナ香を抑え目にすることをお勧めします。
ちなみに、中華料理を食べた後に飲んだので、ヴァイツェンが中華の香味を洗い流してくれて美味しかったです。ヴァイツェンと中華って、意外に良い組み合わせかも?
ビタネス:2.5
モルティ:3.5
ドライ:2.5
酸味:3.5
スパイシー:3.0
炭酸:3.0
ウルケル田中