Evil Twin Brewing(イービル・ツイン・ブリューイング) “Sumo in a Sidecar(スモー・イン・ア・サイドカー)”

こちらの幻影師(ファントム・ブリュワリー)、初めて飲みました。実際の醸造は、コネチカット州にあるTwo Roads Brewing Companyが行っています。




ミッケラースチールウオーターを始め、ファントム・ブリュワリーのビールのラベルは、凝ってますよね。ファントム・ブリュワリーは、ビールのレシピが素晴らしいとは言われていますが、アーティスティックだったり、カッコ良かったりするラベルも素晴らしいですよね。ちなみに、お店で沢山のビールが並んでいと、ラベルがカッコ良いのをえらんでしまいません?そんな、ラベルで選んだビールには、ファントム・ブリュワリーのビールが多い気がします。

こちらのビール、スタイルは、アメリカンスタイルIPAとなっていますが、少しHazy IPAに近いかと思います。特徴としては、ビールにアプリコットが添加されています。

外観は、濁りがあるゴールデンです。ヘッドは少々立つ程度で、泡はキメ細かいです。

香りは、パイナップルの香りと、オレンジをメインとするシトラスの香りとが感じられ、ホップのアロマをシッカリと味わえます。アプリコットの香りが僅かに感じます。キャラメルの甘い香りも感じ取れます。

飲んでみると、少しモルティなボディに、しっかりなビタネス。甘味を感じた後にビタネスが感じ取られます。甘味、ビタネスが凄く美味しいです。炭酸は、カナリ控え目で、スパイシーな香味もあります。

香りでは、アプリコットが感じ取れましたが、味的には、アプリコットは余り感じ取れませんでした。でも、レーズンを食べながら飲んだときにビールとの相性が良かったので、アプリコットがレーズンとの相性を良くしているのではないかと思いました。

ビール全体の感想としては、凄くトロピカルなビールで、夏に良く合いそうです。オレンジジュース的な味わいもあるので、スイスイと飲めてしまいます。でも、アルコール度数は7.5%あるので、ドリンカビリティが高いビールと言えると思います。

私の感覚ですが、ビールを美味しいと思えるときの一つの感覚は、水分を水として感じ取れるのではなくビールそのものと感じ取れるときに美味しいという感覚があります。何となくですが、水と、甘味やビタネスとが一体となっているビールを飲むと本当に美味しいビールに出会ったと思えます。このビールは、正直、通常のIPAと同じようなテイストのビールなのですが、水分が水ではなく、ビールとして感じ取れて本当に美味しいです。味は普通なんだけど、トータルで考えると何故か美味しいと感じる不思議なビールです。

ビタネス:3.5
モルティ:3.5
ドライ:2.0
酸味:2.0
スパイシー:3.0
炭酸:2.0

盛土麦子


 

Evil Twin Brewing(イービル・ツイン・ブリューイング) “Sumo in a Sidecar(スモー・イン・ア・サイドカー)”

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